慢性腰痛に対する有効な運動療法

文献

みなさんこんにちは。佐賀県嬉野市にてゴルフ専門整体&トレーニングを行っております、

Re:Active(リアクティブ)です。

慢性腰痛に対する有効な運動療法

今回は慢性腰痛に対する有効な運動療法ということでお話させていただきます。

参考にさせていただきました記事はこちら↓

当店のお客様の中でも慢性疼痛を主訴として来店されるかたも多く非常に興味深い内容です。

なかでも最も多いのが「慢性腰痛」です。

厚生労働省によって毎年行われる国民生活基礎調査のデータによると、入院者を含まない腰痛の有訴率は8.5%であり、男性では最も多く、女性では肩こりに次いで2番目に多い愁訴である。また、入院を含まない通院率でみると1年あたり国民の4.5%が腰痛に対する通院を行っており、高血圧や糖尿病などとならんで国民の多くが通院治療を必要としている。近年、日本でも一般住民を対象とした大規模疫学調査が行われており、代表的な大規模疫学研究の結果では、腰痛の有訴率は25-35%程度であると報告されている。   「腰痛の疫学より引用」

慢性腰痛の非常に難しい所が、腰痛に関わらず慢性腰痛へ移行すると痛みの原因として様々な要素が交じり合い非常に複雑なものとなっていきます。

急性期みたいに炎症があり・・・等、ある程度痛みの原因が絞りやすい状態ならおのずと介入が決まってきますが、上記のように慢性疼痛ではなかなかそうはいきません。

これまで紹介してきました痛みの3つの要素、「感覚的側面」「情動的側面」「認知的側面」この中で慢性疼痛に移行すると「情動的側面」「認知的側面」の影響の割合が増えてくると言われています。これらは痛みの要因が脳を含む神経系に移行している可能性が高いため、患部に対する徒手療法や物理療法のみでの改善は難しくなってきます。

文献からみる慢性腰痛に対する運動療法

参考文献

which specific modes of exercise training are most effective for treating low back pain?

Network meta-analysis.patrick.2020

この文献の研究目的は、非特異的慢性腰痛患者において「どの種類の運動が最も有効なのか?」です。

「痛み」に絞った運動療法の一覧を見ていきます。

・なにも介入を行わない(コントロール群】

・有酸素運動

・その他運動療法

・ハンズオフ介入(コントロール群)

・ハンズオン介入(コントロール群)

・水治訓練

・マッケンジー体操

・マルチモーダル

・ピラティス

・レジスタンストレーニング

・スタビリティー&モーターコントロール

・ストレッチ

・ヨガ

以上の中で効果が高かったのが、ピラティス、有酸素運動、スタビリティー&モーターコントロールであり、その他にも患者様自身が身体を動かすような運動療法的介入に鎮痛効果が高いとのことでした。

また、

非特異的慢性腰痛の治療において一種類の運動トレーニングが唯一最良のアプローチであることは考えにくい。我々の研究はピラティス、レジスタンス、スタビリティー&モーターコントロール、有酸素運動トレーニングのような、セラピストが運動の指導を行い、それに伴って患者が段階的に動くような、患者自身に積極的に運動促す「アクティブセラピー」が最も効果的であるという根拠を示している。(patrick,2020)

上記を踏まえても受動的な訓練等行うよりも動作参加を促した形での介入が必要となってきそうです。

さらに、運動療法無し。いわゆるマッサージや物理療法等の介入ではなかなか痛みの改善は難しいという事になります。

これらに加えこれまでお話してきました「情動的側面「認知的側面」に対する介入を組み合わせていくことが非常に重要になりそうです。介入は下記の記事よりどうぞ。

慢性疼痛に対する介入は本当に多方面からの介入が必要となり、非常に難しいものです。だからこそこれだけたくさんの方々が悩んでらっしゃるのだと思います。

Re:Active(リアクティブ)ではそれらに対し、多方面から評価行い、慢性疼痛の解決に向けて施術の方行わせていただきます。

佐賀や近県のゴルファーの皆様がいつまでも健康で楽しくゴルフをできるよう全力でサポートさせていただきます。

現在、主に佐賀県嬉野市のゴルフ練習場グリーンヒルゴルフクラブ内で施術行っております。施術ご希望の方は下記よりお気軽にご連絡ください。

初回無料にて対応させていただきます。(無理な勧誘等行いませんのでお気軽にどうぞ。)

皆様のご利用心よりお待ちしております。

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