ゴルフにおけるダイアゴナルの実際

文献

みなさんこんにちは。佐賀県嬉野市を拠点にゴルフ専門整体&トレーニングをおこなっております、

Re:Active(リアクティブ)です。

本日も文献をベースにお話しさせていただきます。

ゴルフにおけるダイアゴナルの実際

参考、引用文献は以下になります。

ゴルフにおけるダイアゴナルの実際       小林尚史

はじめに

ダイアゴナルトレーニングとは体幹トレーニングの一つで、上下肢を対角線上で動かすことにより、姿勢保持機能の向上を目的としたトレーニングである。よく知られているものは、四つ這いから上肢と反対側の下肢を姿勢保持しながら持ち上げるトレーニングである。持ち上げた上下肢は対角線上に走る筋の収縮により連動して動くが、姿勢を保つためには、姿勢保持に関与する前後、左右、回旋方向のすべての筋をコントロールしながら活動させる必要がある。

人間の身体動作を円滑に行うためには、矢状面と冠状面の運動に加え、水平面方向のモーターコントロールが重要である。また手足に大きな力を発生させるには、上下肢を連動して効率的に使う必要がある。ダイアゴナルトレーニングはこの両者の動作を習得するトレーニングとしても非常に重要である。

理想的と考えられるゴルフスイング

joint by joint theoryから考えると、体幹の軸回旋はmobility jointである股関節と胸椎・胸郭で成り立っている。一方、上肢は肩甲骨が軽度外転位でショルダーパッキングしたまま、股関節と胸椎を回旋させることで前鋸筋と菱形筋に肩甲骨が引かれ、さらに右肘を曲げることで自然に手は下がりバックスイングが完成する。「トップでは肩が90°、腰が45°回る」と表現されることが多いが、正しくは股関節で45°、胸椎で35°、肩甲骨でプラスアルファの回旋が得られていると理解できる。

アドレスの重要性

アドレスで正しい姿勢を取れていれば」、高確率で正しいスイングの動作ができる。脊椎はニュートラルポジション、骨盤前傾股関節屈曲位、肩甲骨はニュートラルから軽度外転位で軽く脇は締めた状態である。すべての関節がどの方向にも動けるニュートラルゾーンにあり、リラックスした状態である。このポジションはインパクトまで変わる事はない。

脊椎がニュートラルにないと、最大限の回旋を得ることができないだけでなく、回旋が加わったときに、カップリングモーションにより、過剰な側屈と前後屈が入ることになり、正しい軸回旋ができない。

ゴルフは身体からずっと低い位置にあるボールを、長いクラブを使って打つため、アドレスでは股関節屈曲し、脊椎が前傾した状態で脊椎のニュートラルを作ることになる。

エラーの原因を追究する

理想のスイングができない理由は、理論通り身体が動かないからであり、その原因は①モビリティ(関節内、関節外)、②スタビリティ、③モーターコントロールに分けて考える必要がある。そして、それぞれの原因に対する適切なコレクティブエクササイズを選択していく必要がある。

ダイアゴナルトレーニングの実際

脊椎の軸回旋を行うためには、脊椎全体のモビリティとローカル筋の賦活のために脊椎の分節運動を行っていく。(図4)四つ這い、バンドを使ったものから、下肢に負担をかけ、姿勢保持筋を働かせた状態でも行うとよい。

次にファンクショナルラインに一部を使ったエクササイズから、上下肢を連動させたものへと発展させ、支持基底面を次第に不安定にすることで、姿勢保持筋を使いながら、斜め方向の運動を正しい回旋運動に繋がるようにエクササイズを構成していく。

最後に、足を地面に付け、姿勢保持筋をゴルフスイング時と同じような状態で働かせるエクササイズを追加するとさらに効果的である。

文献を読んでの感想

ゴルフにおける動作において「全身的な連動」は必要不可欠である。例えば股関節が硬いから股関節の柔軟性へ介入行い可動域が改善したとしてもその後に、股関節と上半身の連動を意識した訓練を行わないとなかなか効果が得られない事を多く経験する。

今回の文献の中でも効率的に身体を使うための条件を考察し、どのよな訓練を行えばゴルフにおいて全身の連動した動きが可能となるのか再確認する事ができた。

どのような原因で理想のスイングができないのか?どのような原因である特定の部位に負担がかかっているのか?これらを考えていくうえでも有用な内容であったため施術に活かしていきたい。

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