みなさんこんにちは。佐賀県武雄市、鹿島市、嬉野市を拠点にゴルフ専門整体&トレーニングを行っております、
Re：Active（リアクティブ）です。
大腿筋膜張筋のストレッチ
本日は大腿筋膜張筋のストレッチについてお話していきます。
大腿筋膜張筋とは？？
起始：上前腸骨棘 停止：腸脛靭帯
作用：股関節の屈曲、外転、内旋、膝関節伸展、外旋
上記のように骨盤から始まり、膝の外側に付着する二関節筋になります。よって、股関節と膝関節を動かす働きがあります。
大腿筋膜張筋の柔軟性を評価する指標としてOberテスト があります。
Ober テスト
テストの準備・姿勢
・患者はテストする側の足を上にした状態で側臥位（横向きで寝る）となります。
・下側の股関節、膝関節を屈曲させ、腰椎の前弯（反り）を軽減させます。
・検者は患者の後方に立ち、上側の骨盤と大腿骨を固定します。
・検者はもう一方の手で、上側の膝関節から遠位の下腿部を保持し、膝関節を屈曲させます。
・上側の股関節を伸展、外転させて空間で保持します。
テストの実施
・上側の下肢の支えを減らし、ゆっくりと下方へ下肢を下ろします。（股関節内転）
・下ろしていく際、上側の股関節が屈曲や内旋しないように骨盤を固定
陰性・陽性の基準
・上側の下肢が水平よりも下方へ下がり、疼痛が生じなければ陰性。
・上側の下肢が下がらず、股関節が外転したままで股関節に内転を矯正する事で患者が膝関節の外側に疼痛を認めるようであれば陽性。（腸脛靭帯が硬い）
ゴルフにおける大腿筋膜張筋柔軟性低下の影響
これまで大腿筋膜張筋の走行や働き、どのようにして柔軟性低下しているか否かを判断するのかについて述べてきましたが実際に柔軟性低下見られた時に具体的にゴルフの中でどのような影響がある可能性があるのかお話していきます。
大腿筋膜張筋の柔軟性が低下するとトップを作る際に股関節内旋の可動域制限生じ、結果としてスウェーや回旋動作の阻害といった問題を生じさせます。
スウェーが生じるということはいわゆる「軸」であったり「右の壁」が崩れることになりますので、その後のスイングへの影響は非常に大きくなります。
股関節の動きの詳細は下記記事よりご確認ください。
大腿筋膜張筋のストレッチ
右の大腿筋膜張筋を伸ばすことを想定すると、まずは横向きで寝た状態で左足を右足の前へ持ってきます。
そのまま体を起こし、赤線の部分(大腿筋膜張筋)の伸びを感じるところでキープします。
この筋肉の柔軟性改善にて飛距離が伸びた、スウェーが減ったという声はお客様より良くお聞きします。皆様も是非取り組んでみてください。
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