ゴルフに必要な回旋動作

バイオメカニクス

みなさんこんにちは。佐賀県嬉野市を拠点にゴルフ専門整体&トレーニングを行っております、 

Re:Active(リアクティブ)です。

ゴルフに必要な回旋動作

本日はゴルフにおいて最も重要な動きと言っても過言ではない、回旋動作についてお話していきます。

実際に回旋動作において重要な部位として今回は2つ挙げさせていただきます。

回旋に関与する関節

結論から言いますと「胸椎」と「股関節」になります。

「腰椎(腰の骨)」は?

という方もいらっしゃるかもしれませんが、腰椎に関しては構造上回旋に適している関節ではありません。(下の方で少し触れていきます」

胸椎とは?

そもそも胸椎とは何かといいますと、頚椎(首の骨)と腰椎(腰の骨)の間に挟まれた背中の部分の骨になります。

特徴として、上記図のように肋骨、胸骨と共に胸郭を形成し、構造上安定しているため可動域が比較的小さくなっています。

しかしながら回旋の可動域に関しては30-35°有していると言われており、回旋といういわゆるゴルフにおいて非常に重要な要素を担っております。

胸椎の動きが悪くなると??

先程述べましたように胸椎は回旋の可動域を有しておりますので、その可動域が狭くなるとスイングの際に体を捻る事が出来ず、捻れない分を他の部位(よくあるのが腰)で回そうとしてしまい、結果的に痛みが生じるという事がよくあります。

ちなみに前述しました腰椎(腰の骨)は回旋の角度は5°程度(文献によりばらつきあり)と言われており、回旋には適していない構造となっております。

胸椎の動きが悪くなる事で痛みの誘発やショットの飛距離が落ちるなど効率面を考えても非常にデメリットが増える事となります。

これらを考えるとやはり胸椎の可動性向上はゴルフにおいて重要な要素となりそうです。

股関節とは?

股関節は大腿骨の先端にあるボール状の形をした大腿骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿となる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできた言わゆる球関節です。股関節には普通に歩くだけでも体重の3.4倍の力がかかると言われており、この力を支えられるように筋肉や腱などで全体を覆われており、安定性を保った構造となっています。

股関節の機能低下が及ぼす影響

結論から言うと、ゴルフにおいて股関節の柔軟性、筋力低下をきたすと回旋動作のパフォーマンス低下に加え腰痛出現のリスクも高まります。

股関節は構造上回旋の動きが得意な関節になります。よってスイングにおいて非常に重要な役割を果たします。

しかし、男性に多いのですが、太腿の外側の筋肉やお尻の筋肉が硬くなり、股関節の動きを制限しているパターンを施術の中で非常に多く経験します。

股関節内旋可動域の重要性

特に上記のように股関節内旋という動き(内側に閉める動き)はトップを作る際にスウェーを防ぐためにも確実に確保しておきたい動きとなります。

股関節の使い方の違い

内旋可動域が不足していると上記左図のようにひスウェーが生じ、軸を形成できず非効率的なスイングとなります。逆に右図のようにきちんと内旋可動域が確保できており軸を形成することができれば捻転差を伴った効率的なスイングが実現できる可能性が高くなると考えます。

トップを作る時点で軸がズレてしまうとその後のスイングは……

お分かりの通りかと思います。

さらにフィニッシュの部分でも股関節の内旋可動性は大きく関わってきますので、フィニッシュをうまく取れない方も、もしかするとこの部位の柔軟性の低下の影響があるかもしれません。あるいは先に述べた胸椎回旋の可動域制限という所も原因となってくるかもしれません。

いかかでしたでしょうか?基本的に硬くなっている事が非常に多い部位ですので施術の中でもほとんどのケースで触っていく部位となります。

「股関節、胸椎の動きが悪い」と思っているあなた。Re:Activeに来ていただけましたら全力で胸椎、股関節の可動域を広げさせていただきます。笑

Re:Active(リアクティブ)ではお困りごとに対して根拠に基づいた施術を行わせていただいております。

佐賀や近県のゴルファーの皆様がいつまでも健康で楽しくゴルフをできるよう全力でサポートさせていただきます。

現在、主に佐賀県嬉野市のゴルフ練習場グリーンヒルゴルフクラブ内で施術行っております。施術ご希望の方は下記よりお気軽にご連絡ください。

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皆様のご利用心よりお待ちしております。

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