みなさんこんにちは。佐賀県嬉野市でゴルフ専門整体&トレーニングを行っております、
Re:Active(リアクティブ)です。
プロ・アマチュアゴルファーの前腕筋の筋電図解析
本日も文献をベースに記事を書かせていただきます。
Electromyographic Analysis of Forearm Muscles in Professional and Amateur Golfers
AAdamJ.Farber,MD J.steve Smith,MD
研究の目的
ゴルフについての研究は近年多くなされており下肢の筋電図の活動は多く見かける一方で上肢、特に前腕についての筋肉の活動を比較するための筋電図検査の報告は少ない為、それらを明らかにしていく。
対象者
●肘症状の既往の無し
●右利きの男性アマチュアゴルファー10人と右利きの男性プロゴルファー10人の計20人
介入方法
両方の橈側手根屈筋、円筋回内筋、尺骨側手根屈筋、短橈側手根伸筋に細線筋電図電極を挿入。前腕の筋電図データはビデオ データと同期され、筋肉活動は、ゴルフスイングの各フェーズの最大手動筋肉テスト活動のパーセンテージとして表記される。
研究結果
●プロゴルファーと比較してアマチュアゴルファーはフォワードスイング段階でトレイルアーム(右利きのゴルファーでは右腕)の円回内筋の活動が多かった。(最大徒手筋力テストの120.9%vs最大徒手筋力テストの57.4%:P=0.4)および加速段階で活動が増加する傾向(最大徒手筋力テストの104.8%vs最大徒手筋力テストの53.1%:P=0.8)
●対照的にプロゴルファーは加速段階でリードアーム(右利きのゴルファーの場合は左腕)の円回内筋でより多くの筋活動を示した。(最大徒手筋力テストの88.1%vs最大徒手筋力テストの36.3%:P=0.3)および初期フォロースルー段階での活動が増加する傾向となった。(最大徒手筋力テストの58.1%vs最大徒手筋力テストの28.8%:P=0.6)
このようにプロおよびアマチュアゴルファーの間で円回内筋の筋活動の間に差が見られた。
文献を読んでの解釈、感想
この筋電図研究よりアマチュアでは右手主導、プロゴルファーでは左手主導でのスイングとなっていることが今回の20人という人数の中での結果として分かりました。(あくまでも今回の20人のアマチュアとプロの中での話です)
アマチュアでは初期加速期に活動が増加し、プロでは初期フォロースルー期に活動が増加するという点を考えてもアマチュアは利き手で思い切り引っ張るようなイメージ、プロは左手を最後まで使って打つというイメージでしょうか。
調べてみても意見が割れており、どちらが良いのかは私も分かりません。笑
しかしながら今回の研究でプロとアマで使い方の違いがあるという事は分かりました。
ちなみにこの円回内筋は練習のし過ぎや力みすぎ、柔軟性低下に伴い痛みが出る(いわゆるゴルフ肘)場合がありますので注意が必要です。
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