Joint by joint theory

痛み

みなさんこんにちは。佐賀県嬉野市を拠点にゴルフ専門整体&トレーニングを行っております、

Re:Active(リアクティブ)です。

joint by joint theory -mobility jointとstability joint-

本日も文献をベースに進めていきます。参考文献は以下になります。

joint by joint theory -mobility jointとstability joint- 倉持梨恵子

joint by joint Theoryとは?

joint by joint Theory(JBJT)は理学療法士のGray Cookとストレングス&コンディショニングコーチのMIke Boyleが提唱した理論である。JBJTとは身体の可動関節の主な役割を「可動関節:mobility joint」と「安定性関節:stability joint」に整理して定義づけ、動作の質を評価する際の視点となる考え方である。

可動性は英語で「mobility」と表現され、「運動の本質的な自由度」のことであり、「適切な組織の伸張性と関節の可動域」を意味する。安定性とは英語でstabilityと表現され、「モーターコントロールに関するすべてのこと」と定義されている。

各関節には担うべきいずれかの主要な役割があり、隣り合う主要な関節はmobility jointとstability jointが交互に配置され、身体の各関節は互いにmobilityとstabilityを保ちながら、全身の運動を成立させている。

JBJTにおける各関節の主要な役割

上記の図に「mobility」「stability」ジョイントを示す。

これらの役割は必ずしも解剖学的な可動範囲の代償と一致していない。例えば胸椎はmobilityが重要な関節であると定義されているが、解剖学には胸椎や棘突起などの構造による骨性の支持要素が大きい。したがって、胸椎が構造上mobilityの大きい関節であると解釈するよりも、胸椎の重要な役割が阻害されることによって、機能的に問題が生じやすくなると解釈する方が理解しやすい。同様に各関節の役割において反対の機能が不必要という意味ではない事も併せて理解しておく。例えば、股関節は多平面でのmobilityが重要とされているが、当然立脚時のstabilityも重要である。

mobilityとstabilityの考え方

股関節のmobilityと体幹のstabilityとの関連を例にとると、「股関節のmobilityに問題があり、体幹のstabilityが阻害されている場合」と、「股関節のmobilityに問題がなく、体幹のstabilityが不十分な場合」どちらの状態であっても同じ動作を呈する可能性がある。つまり、表出する動作の分析からだけではどちらの関節機能に問題があるのかを明らかにすることはできない。

JBJTでは、動作不良が各関節の「mobilityの問題」なのか、「stabilityの問題」なのかを見極め、その後のアプローチを決定する。その分析に有用な方法の一つとして各関節の自動運動による関節可動域と、他動運動による関節可動域の評価を比較する事が重要である。

文献を読んでの感想

今回の文献を読んで普段からmobilityとstabilityの関係性に関しては意識し介入を行っていたが改めて理論を整理することができた。

例えば・・陸上選手やランナーでよく見るのが・・

股関節のmobilityが悪い状態で全力疾走をしようとすると、不足している分をその上位に隣接する体幹(腰椎)が動くという事で補うことになる。このようなメカニズムで腰痛を発症するパターンである。

このように「mobility」「stability」の考え方に加え、運動パターンや姿勢制御の観点等、様々な視点から施術を展開していくことが重要であると考える。

Re:Active(リアクティブ)ではお困りごとに対して根拠に基づいた施術を行わせていただいております。

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